【子どもと学ぶ森のちから】森は水をためてくれる!

九州北部での豪雨災害により、甚大な被害を受けられた皆さまに対して
心よりお見舞い申し上げます。


福岡県うきは市、朝倉市の皆さまとは、共に森の活用について
ご一緒してきたこともあり今回の災害は他人事とは思えない心境です。
1日も早い復旧をお祈りしております。

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今回の災害、ニュースでは町に大量の流木が流れ付き
川が氾濫しているようすをたくさん見ていることかと思います。


お母さん、お父さん。
お子さんに何と教えてあげましょうか。

「大雨で山から木が流れてきて危ないから、雨が降ったら山には近づいてはだめ」

それだけでしょうか?


私たちが暮らしているのは山の下流域
土砂崩れが起きるのは山の上流域〜中腹

雨が一度に山に降り注ぐとどうなるでしょう?

山だとスケールが大きいので植木鉢で。




どばーーーーっ!

お母さーーん!お水あげすぎーーー!!

そう。こんな感じ。


Q、植木鉢に、一度に大量のお水をあげたらどうなるでしょう?

・植木鉢からお水があふれて
・土が流れ出てきて
・植木が浮いて流れていく


今回山でおきたのはこんなこと。


毎日新聞Webよりお写真お借りしています。
(https://mainichi.jp/graphs/20170706/hpj/00m/040/006000g/9)

お空から降る雨は、私たちが調整することができません。



それでは、

Q、植木鉢から植木がお水であふれないようにするためにはどうする?

・受け皿を置く?
・お水が溢れてきた時のために、ぞうきんやスコップを集めておく?
・それとも、溢れたぞー!って知らせるアラームを開発してみる?

植木鉢では出来ても、山ではできまさん。


しかし、山にある森には水を貯める力があります。



私たちが見ている森はここ。(手書きごめん!)


でも、本当の森の力はここにあります。(またまたごめん!)


そう。土の中。


森の土壌は、ねんどではなく、スポンジのような力があります。(森林の保水機能)



その力を発揮するためには、森の木々がお隣さんときゅうくつになることなく
のびのびと育つ必要があります。

木だけでなく、木の命でもある根っこが暮らす土壌に
しっかりと太陽の光が届く必要があります。


みなさんが、よく見る森はどちらの森でしょうか?



太陽の光が届かないと、森が暗〜くなって、木が痩せっぽちになってしまい
大きな木だけでなく、その下に生きる中ぐらいの木や、小さな木も育ちません。

土の中にしっかりと根っこが張っていないと、一度にたくさんの雨が降ると
一瞬にして山は流れます。(土砂崩れ)



森は、大きな木だけでなく、中ぐらいの木、小さな木、いろいろな植物の根っこが
土壌を支えています。



私たちが暮らす日本は、国土の約70%が森です。



戦後、私たちのおじいちゃん世代の方々がたくさんの木を植えてくれたので
見た目は青々とした森ですが、今の日本の森はお手入れが足りていません。


木は植えるだけが森林保全ではありません。
お手入れが必要です。


この夏の自由研究は、あなたが暮らす地域の森について調べてみるのはいかがでしょう?

かっこいい教科書の知識ではなくて、自分の地域、日本の森の現状について
リアルな今の情報を知ることから初めて見るのはいかがでしょう。



とGoogle先生に尋ねれば、あなたの町の森の情報は教えてくれるはず。

お父さん、お母さん、子どもたちに森ある未来をつなぎましょう!