【子どもと学ぶ森のちから②】みんなが一緒に暮らすためのルール

噛まれると死んでしまうかもしれないアリがいるって?!

それは怖い!!


アリを見かけても触っちゃダメ!
アリがいそうな場所へ近づいてはだめ!


「おかぁーさーん!ありにさされたら、ぼく死んじゃうの?」
「こわいから殺してよ!」


さて、お母さん、お父さん、子どもになんと教えましょう?


子どもが刺されたら危ないから、行政に連絡して
一気に殺してもらいましょうか。


子どもの身を守るためには、安全を第一に考えることが大切。
しかし、大切なことを伝え忘れてはいませんか?




こんなお話をしてみるのはいかがでしょうか?

森はみんなのお家。








鳥や蝶やリス、樹木、草木、・・・
森にはいろいろな生きものが一緒に暮らしています。(生物多様性)





お家に住むものは、お互いに協力をしあってお家を守っています。
木がたくさん根っこを張って森が壊れないようにしたり
鳥は、木の実を食べるとウンチを落とし、木の種をいろいろなところに広げたり
蜂がお花の受粉をお手伝いしたり。


そんな森のお家には、あるルールがあります。

森の中で生きる物は、
生きるために自分の身は自分で守ること。




生き物は、みんな生きるために食べ物が必要です。
森に暮らす動物も、家族が生きるために食料を調達します。
森には冷蔵庫も電子レンジもないので、
その日に必要な食べ物を、必要な分だけ集めてきます。

強いものが弱いものを食べて、生きていきます。
生きるために自分の身は自分で守る術を身につけます。
子どもが危ない目に合いそうな時は、命をかけて身を守ります。

そう、お母さんやお父さんが我が子を守るように
家族を大切に思うように。



アリも森の中の家族です。
大きい巣を作り、家族を増やします。

アリの中には、自分の身を守るために猛毒を持っているものもいます。
敵を見つけると、自分の身を守るために攻撃をしてきます。

攻撃は、自分の身をまもるため。

自分に害を加えないものには、攻撃をしてきません。


人間が怖いと思う動物や虫は
自分の身を守るために攻撃をしてきます。


それは森のルール。
人間も森の一員です。


自分に害がある=排除する。

人間に害があるかも=全て殺してしまおう

ではないこと。



自分に害があるものは、みんな自分の身を守ろうとしている。
毒のある虫に出会っても攻撃されないようにするためにはどうするか?
攻撃されたらどうすればよいか?
自分の身を自分で守るためには。
お父さん、お母さん、お子さんと一緒に考えてみよう^^


長袖をきて、長ズボンを履いて、足首の隠れる靴下を履いて、
夏休みは元気に森へ行こう!!