北京に森はあるのか?No.4
中国に降り立ち、始めてのフリータイム
観光の予定はまったく入れてなかったので何も調べておらず、ネットも使えず、、
とりあえず天安門広場へ行ってみよう。
うひょーーーーー!!!なんだここは!!!
片側8車線の道路・・・
果てしなく広く、明るく、脳みそが理解できない広さ。
自分の考え方やできること、価値観、全てが小さく感じました。
スケールの大きさにただただ笑うしかありませんでした。
【3日目は、実施研修】
朝起きたら空がグレーでした。
今にも雨が降りそう・・・
ホテルから2時間かけて初日に下見をした国立自然公園へ、受講生より一足早く森へ
雨が降る中、一足先にコースを一回り
今日はこの森でわたしは何を感じるか
そして、みんなに何が伝えられそうか。
まずは全員で腹ごしらえ!メニューは吉野家の・・・丼!
市内から2時間も先の森の中まで届けてくれるこの心意気
みんな大好き吉野家さんありがとう!
40名を連れての森歩きは、ジムのインストラクターみたいにインカムをつけて行きます。
ただ、わたしの声よりも通訳さんの声のほうがみんな必要なわけで・・・
まずは全員集合して、目的を伝えます。とても頭が良く、賢い中国の方々
常にノートとペンを持ち、真面目に勉強熱心です
「森ニハイッテ、ナニガカワリマスカ?」
「ソノコタエハ??」
そう、みなさん教科書の内容はとてもよく勉強をしていて
エビデンスについては詳しいのです。
森に入ると、血圧が下がり、脳内がリラッスし、ストレスホルモンが・・・・
森の感覚を頭で学び、頭で考え、頭で答えを求めます。
今日は頭を置いておいて、自分は森に入るとどんな気分になって
どんな感覚が、どう動いて、どんな気持ちになるのか
一緒に感じ、共有し、隣の人はどんな表情をしているのか感じ取っていきましょうか!
今日しかできないこと。それは始めてこの森に入る自分の感覚、
このメンバーで一緒に入る感覚
今日しか、今しか味わえないこと、しっかり受け止めていこう。
にしても列が長いっ!!
マイクを頭の上に掲げる。伝言ゲームのようにみんな後ろへ言葉を送る
ただ、正しく届いているかは不明。笑
途中の安息、森と呼吸を合わせ身を委ねてゆきます。
通訳を返しての呼吸法は、ライさんとの信頼関係がなくてはできませんでした。
ライさん、本当にありがとう。
どんどん力が抜けていく様子が痛いくらいに伝わりました
最高に嬉しい瞬間でした。
沈黙の時間、森を味わう時間
たった5分の時間は、40分は寝てたと思うけど、との感覚
普段どれだけそこにある時間を見過ごしているか、それぞれに感じたようでした。
森の色を数え、森の香りを味わい、木々に触れ、自分の感覚を知り気持ちのよさを味わう
3時間一緒に森を満喫しました。
これは最後の一コマ
話をする時の目線の大切さについて
目線を合わせて話をすると、どんな気持ちになるのか
あなたの気持ちは今あたたかいですか?
お隣のお顔は行きと何か違いますか?
今、どんな感覚を覚えていますか?
伝わるかわからないけど、伝えたいことを全力で届けました。
限られた言葉に想いを込めて
謝謝!!