森の凪を味わう時間
突然ですが。
なんで森に惹かれるんだろうか
素直にそんなことを考えてみました。
いろいろな科学的な効果があるんです!
って話は、ひとまず置いておいて。
森の気持ちよいところなお話を。
まずはあの空間、気持ちがよいです。
呼吸しやすいというか、空気が美味しく感じる。
何味かってほどの味はないけど、
体にすーっと森味が入ってくる感じ。
それと、静かなのが好き
無音ではないけど、人工的な音のない静けさ
森に入ると自分を囲うもの全てが生きてて
なのに邪魔されない感じ。
都会の生き物は存在が強すぎる
この状態が言葉にないので、私が命名します。勝手に。
この状態を「森の凪」というとにします!
↑長野県飯山市の森
海の凪
ご存知のように、見た目は穏やかで波のない状態
だけど止まっているわけではなく海の中はずっと生き続けている
フラットでニュートラルな状態。
の森版。が「森の凪」
あとは、お腹が空いたらなにか探せば
食べれる物があるってところ。
ムカゴとか見つけたらほんと食べ続けちゃう。
レストラン的な美味しさじゃなくて
生き物的に美味しいと感じる。
森で食べられるものって
土臭かったり、酸っぱかったり、クセがあるのに
全然許せる。むしろ販売された瞬間に味が落ちる。
うまいうまいと評判のある農家のお米を
成分分析をした瞬間まずくなった。
的なあれだと思う。
最近は、瞑想 がはやってますね。
いろいろな瞑想があって、細かな違いがわかりませんが・・
私がやってるのも、言って見れば森の中の瞑想かもしれません。
森の凪を味わう時間
かつて、
お釈迦様は菩提樹の下で悟りを開き
孔子は楷の木の下で道を説き
ソクラテスはプラタナスの木の下で哲学にふけり
夏目漱石は森を歩いて精神を安定させた
といいます。
いろんな説明も必要ですが
諸先輩方もこうして森で癒され道を開いてきたということで
とりあえず森に行ってみるとよいみたいです。
↑宮崎県日南市の森
疲れない程度の森あるきを
そして、森の凪を味わいに^^