【研修事例】森と水の五感塾@山梨県小菅村
森と水のつながりから、人と人のつながりへ
少し前に、山梨県小菅村でとても新しい研修のコーディネートをさせていただきました。
森と水の五感塾in山梨県小菅村
東京都府中市にサントリー武蔵野ビール工場があります。
最高に美味しいビールを追求している製造の方々がこだわっているのは
”綺麗なお水”
ビール工場に流れてくる水の源をたどると、そこは山梨県小菅村!
今回の研修は、森を守る人々と、森から湧き出る水を大切に使う人たちが
互いを知り、思いを共有し、新しいつながりを感じ取る研修。
CSRではなく、人と人がつながり、互いを知ることで
人間力の向上を目指します。
初夏のようなお天気の中、小菅村の森を歩き、TIME FOREST
この森から私たちの元へ流れてくるまでに、どんなことが起きているのか。
それは、教科書で知る理論だけでは理解しきれない感覚がある。
土のふかふかさ。
落ち葉が土に返る香り
森に流れる風
様々な生き物が共に生きる多様な環境
樹木の寿命
森は常に変化をし続けている
呼吸を合わせて森を感じてみる。
森を歩いたあとは、村の方から
森を守り育てる地域の取り組みや思いを聞きます。
そのあとは、工場の皆様から地域の方々に、
綺麗なお水を使うこだわりや、美味しビールの魅力を伝えていただき
かんぱーい!
翌日は、地域の暮らしを知り、小菅村の森が生み出す美味しい食材を使って
最高の昼食を作ります。
小菅村は、ヤマメ・イワナ・ニジマスなどの川魚が有名な村
また、森を荒らす鹿被害対策の一つとして、鹿肉を美味しくいただける施設があります。
ジビエ(鹿肉)を料理するチーム、お蕎麦を打つチーム
山菜・わさびを取りに行くチーム、魚を釣るチームに別れて
村の味を丸ごといただきます!!
村の暮らしを味わい、丁寧な食を楽しみ
村の方々と共にいただくランチは最高でした!
森を感じることは、リアルを知ること
そこに森があれば、共に生きるものがいて
成長のできる仕組みがある。
理屈は知ることができても、
その感触や、香りや、温度や、風の流れは
体験しなければ知ることはできない。
「家族や友達とこの感覚を共有したい」
「職場の仲間を連れてまた来たい」
「丁寧に生きる感覚を思い出しました」
社員一人一人の人間の深さは、会社の深みになりますね。
「なんのメーカーが良いというより、ビールを選ぶ時きっとみなさんの顔が思い浮かび
皆さんが作ったビールを飲みたいと思う」
村の方の感想も印象的でした。
森を守ることだけでなく、森と共に生きる人たちの暮らしを知り
互いの思いを伝え合う。とても素晴らしい時間をいただきました。