お手本は森 〜生命体の生き方から学ぶ〜

ここ数年、組織論や人材育成の分野について学ばせていただくことが多い。

難しい理論はあまり得意ではないけれど
森を学んでいると理解しやすいことが多い。

誰がどのように力を発揮し
力と力はどのように作用すれば歪みができないか


各分野の専門家がいろいろな視点から論じている。
〜〜論、***論、△△△論
それぞれになるほど。と学ぶことが多いけど
これが正しい。という答えは見えない。
いろいろな手法があるけど、組織は人(生き物)だから
必ずそうなる、という確証はない。

きっとみんなわからないことを、こうすればこうなると
答えのように理解したいのだと思う。

または、論ずるのが好きなのだろう。

わたしは唯一これは絶対だと思うことが一つある。

それは「自然の生態系サイクル」


すべての理論は、自然の生態系サイクルに当てはまる。

自然というのは、とても広く一つとしてみるのが難しいけど
森というのは、一つの共同体としてみることができる。

わたしが***論を論ずるとすれば

森の組織論 だと思う。

森と生きることを学ぶこと。


例えば、
森の中で歩いている時、突然予期せぬ嵐が来たとしよう。
目の前の道には濁流が流れ、渡りたいのに渡れない。

その時どうするか?
逃げろー!イケイケ!!と進むか?

・濁流の様子を静かにじっと観察し
・自分の持っている装備、能力を確認し
・タイミングをみて素早く行動をする

きっと森のなかで生きるには、こう学ぶだろう。


例えば、
この豊かな森がどのように続いているかを考えて見る。
50年、100年?いや、500年、1000年続いているのはなぜか?
今も恐竜がいるか?100年前は今ほど鹿が森を荒らしていたか?

森という共同体は続いているけど、常に変化をしている
春・夏・秋・冬という変化を繰り返しながら成長し続けている。
天候や生き物の生態も少しずつ変化をしている
しかしながら、変化をしているなかでも一つ一つの生命が
生きる手法を学び、弱肉強食の世界のなかでも
支え合いながら生きている。

力を合わせて一つもものを作ろう!
ではなく
すべての個の生命が、生態系の一部となり
循環することで共同体が維持されることを知っている。

目の前の問題の解決には
そこで生きる多様な生命の個性を知り、循環の仕組みを知ること。

木を見て、森を見ず にはなっていないだろうか。


今、我々が学びたいことは
きっと森にすべてあるのではないかと思う。

森から学ぼう。