4月に紅葉!春に美しい常盤木落葉
桜の若葉がキラキラと芽吹く頃
足元を見たら、なんとも色とりどりの落ち葉を見かけました。
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4月、なのに落ち葉?
紅葉といえば秋では?
この落ち葉の持ち主は、楠(くすのき)Cinnamomum camphora
一般的に広葉樹は秋になると紅葉し落葉します。
木も寒い冬に備えて、葉に行き渡っていた養分を回収して、不要になった葉を落とします。
常緑樹は字ように、常に緑の樹。
分厚くて、表がつやっつやしていて、真冬でも青々とした葉をつけています。(椿の葉など)
これによって冬の乾燥に耐え、光合成を続けることができます。
マニアックネタですが。
この葉、光に照らすと葉の縁が透明ですっごく綺麗です!
街中でも良く見かける楠(くすのき)は常緑樹です。
常緑樹だからずっと葉を落とさないかというと、そうではなく
春新芽が出ると、少しずつ古い葉を落として行きます。
常緑樹は、常磐木(ときわぎ)とも呼ばれ、春〜初夏に葉を落とす葉を
常磐木落葉(ときわぎおちば)とも言います。
桜や新緑が鮮やかな季節、
その中で、常磐木落葉の移り変わりも
是非、楽しんでみてくださいね^^
春の落葉、以外と素敵です。