そしてゼロから育てる忍耐力をわたしたちは持っている。

コロナと共に生きる感覚

第3回目の緊急事態宣言。

5月は第2回目を迎える森林浴ファシリテーター養成講座の集合研修です。
今年の講座は、山梨県北杜市にある清里清泉寮の素敵な会場で行います。

今年の受講生は、21名
北海道、宮城、長野、石川、神奈川、東京、岐阜、島根、広島
全国各地からの参加を予定しています。

受講生21名と1人ひとり面談を行い、5月28日〜2泊3日の集合研修の準備をしていましたが
昨年に続き、今年も春の講座を秋へ延期することを決めました。

講座まで約1ヶ月。
講師とスタッフ、そしてホテルの方々にも協力いだき
念入りに下見をして準備をしてきました。

1ヶ月の時間は、その姿を大きく変えることを想像しながら
当日をイメージしてきました。

コロナと向き合う日々は
自然と共に生きることと似ているなと、ふと今日思いました。

念入りに準備をしていたことが、パッとなくなる。
台風がきても、大雨が降っても、この感覚は同じ。
誰が悪いわけでもなく、誰のせいにするわけでもなく
作ってきたものが形を変えてしまっても
またゼロから土を耕し、種を植えていくんだ。

元のように戻るまでには、時間がかかる。
再び花咲く姿を想い描き
その時間を悔やむことなく、
その時間でできることを探し、もっとよくなるように考えて
コツコツと向き合う。

日本人はこうやって自然と向き合って生きてきた。

10月に延期した講座は、5月に予定していた講座より
もっともっと価値ある内容に磨き上げよう。

時間ができたから、もっと勉強して
10月までの時間を大切に使おう。

写真は、講座に向けての準備の様子。
なんでもかんでもオンラインで対応が補えることが増えたけれど
自分の五感が覚え、人と熱量を交わすことだけでしか
学べないことがあるとわたしは思っています。

延期になってもこの思いが必ず届くように
また明日からがんばります。

人間界は不安がいっぱいでも、緑はいつも今を全力で生きてる!
太陽に感謝して、上を向いていこう!