森林セラピーの取り組みについて
文化の日は大分県大分市におりました。
昨年は石川県 津幡町にいたようです。
昨日は各地、イベントが多かったですね
みなさん大変にお疲れさまでした。
大分市では、森林セラピストの人材育成を一緒に行っています
初めて行った時は、本当に普通の森の案内をする人だったのに・・・
そのスキルの上達っぷりに大変驚きました。
柔らかくも安定感があり
邪魔をせずしっかり見ててくれる
説明はせず欲しいことを教えてくれる
一緒にいるととても安心して
また会いたくなる
そんなガイドさんがいます。
森林セラピーの取り組みは、異業種他年齢の取り組み
20代の若者から70代のベテランまで
これでなくてはダメというルールはなく
それぞれの強みをしっかり活かせる活動です。
会社という枠ではなく、その地域のことを一緒に考え
先輩から学び若者から学ぶ
そんなメンバーの集まりです。
と、ある行政の課長さんからこんなことを聞かれました。
「小野さんの森林セラピーの目指すところはどこですか?」
との質問。
真面目に聞かれたこの質問
自分にできることは、本当に小さくて
役に立ててるのかわからないけど、
活動をしているからには、活動に込める想いと目指す姿は
正しく伝えていきたい。
森林セラピーの取り組みは3つの軸を持ち活動しています。
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◯地域にある森林資源の活用につながること(森林資源の利用)
森林の空間的利用のあたらしい価値づくり
◯こころとからだの健康づくりにつながること(医療費削減と森の可能性)
地域住民の健康増進、都市住民のこころの充実
◯地方の価値がお金(商品)になり地域に落ちること(心の潤う健康観光)
日本人が備え持つ自然と共に生きる暮らしの価値拡散
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マニュアルはありません。これだけをという考えもありません。
誰の考えが正しく、というものではなく
森に関わる、地域に関わる、健康に関わる人が
少しずつ歩み寄り一緒の方向を向いて歩きたいと思っています。
間違えを否定するよりも、良いものを受け入れ
苦手は一つ一つ克服し、学びを丁寧に
共に感じる喜びを大きく掲げていきたい
しっかりと根を張り、太く大きく育つには
たくさんの命が共にそこで循環し
無理のない生き方をすること。
森から学ぶ生き方です。
きちんと仕事にできるように頑張ろう。
大分は美味しかったw