【開催報告】3/6Life with ForesTokyo

東京の暮らしから森を考えてみよう。

森と未来の主催で初めてイベントを開催しました。
東京の暮らしから森を考えるという内容のイベント

日頃、各地の森へ行き現地で森を支える方々と共に
人を呼ぶには(森で人を迎えるには)どうすればよいかを考えてきた日々

森に囲まれた地方の暮らしの中には
日常生活に森があるのは珍しくない。
逆に言うと、特別でも癒しでもない当たり前の光景

そんな中で考える「森」と東京の生活で感じる「森」には
同じ「森」という言葉に違和感を感じていました。

それは環境の違いではなく
森の見え方の違い

東京には森がない。

というのは、正しくはなく
東京都の約4割は森です。

東京には森がないのではなく
暮らしの中で森を感じることが少ない

感じることの少ない暮らしは
森があることに気がつかない。

大切なのは、ここ。

森を感じることが少ない都会の暮らしの中に
取り入れられることを考えてみよう。

そんな思いから今回のイベントを企画しました。

今回都内でこのスペシャルな企画ができたのは
究極の木の家を作る一級建築士の落合さんの協力があったからこそ。
森林共生住宅をテーマに国産材を使い、五感がほっとするあたたかな
お家を作られています。
会場は、天然乾燥の天竜杉で作られた最高に気持ちのよいお部屋を使わせていただきました!

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落合さん、多大なる協力をいただき本当にありがとうございます!

イベントは顔の見える会にしかたったので、人数を限定し
東京、神奈川、千葉、岐阜、長野、から18名の志ある方々が集まりました。

The 都会暮らしの人たち

・都会で一生懸命頑張る人に届けたい
・心の傷ついた方々を癒したい
・都会の暮らしには何か足りないと感じてる
・子供たちの未来を救いたい

様々な思いが集まった今日のイベントではこんなことをしました。

都会で暮らす私たちがまず自分の身体で森を感じ

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森の中に現れる歴史ある鳥料理の名店で、まさかの鳥を食べずに
麦とろご飯を味わい。笑

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(森を歩いた感覚と、食べることの有り難さを感じて欲しかったのです!!)

都会の暮らしに何が足りていないか、何が必要かを考え

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都会の暮らしの中にできることを語り合いました。

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とても難しく、簡単に答えがでることではないけど
森と未来を考える上で、丁寧に考えていく必要があることだと思っています。

・森があるないよりも、森へ行く機会がないと気づかない
・どこの森、よりも森って楽しくて気持ち良い!ことを知らないと行かない
・当たり前の生活空間に木材家具があるだけで変わる
・都市と森をつなぐ役割が必要

こんな意見がありました。

パソコンばかりの生活は身体に良くない
とわかっていても、パソコンが必要な時代です。
自然に触れると良い
と言われても、自然が身近でない暮らしです。

東京には、
人が集まります。情報が集まります。お金が集まります。

そんな場所で森の価値をしっかり考え伝えていく必要を感じています。
と同時に、森に触れる機会、その情報を受け取れる情報として届けることが
必要不可欠と感じます。

そして何より、このような活動を志を持ち進めるリーダーが必要です。
小さな村には一人いれば届けられる役割も
この東京という都市には人数が必要です。

多様な働き方、考え方、暮らし方、があるなら
その分多様な人材が必要です。

今日の一歩をスタートとして、森を考える仲間と知恵を持ち寄り
森と未来プロジェクトを描いてゆきたいと思います。

落合さん、ガイドの松村さん、臨床心理士の竹部さん、参加者のみなさま
素敵な時間をありがとうございました!

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何か感じていただけた方がいたら嬉しいです。
動き出したい方、個人・団体・企業問わず是非ご一緒しましょう!!

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