流行りのワーケーション、こどもは何してる？？
10月30日〜31日林野庁の委託事業で、
親子でワーケーション＋エデュケーション（環境教育）を体験するモニターツアーを開催しました。
森林×SDGs 親子で楽しむ森の時間『ワデュケーション』体験モニターツアー
簡単に言うと、
自然の中で仕事しながら（ワーク）子供は自然体験（エデュケーション）をしたらどうか？
と言うツアーです。
個人的に、自然の中でもパソコン開いて仕事はいつもしていますが、
もしここに子どもがいたら、家族が一緒だったら？
というのは正直体験したことがありませんでした。
集まってくれたのは、東京在住の３組みのファミリー
小学校１〜２年生くらいのお子さんのいるご家族です。
（中には０才の赤ちゃんも！）
開催したのは、山梨県北杜市！
自然豊かで、何より水がとってもおいしい場所です。（サントリーの天然水の地です！）
宿泊したのは、白州・尾白の森名水公園「べるが」さん。
キャンプ場も、宿泊棟もあり、敷地内には美しい川が流れ
隣が温泉という最高の場所です。
ワーケーションは流行ってるけど、ぶっちゃけどうなの？
子どもいたら、、素晴らしい自然環境に行ったところで仕事が本当にできるの？
と言うのが実際のところ。
今回のツアーで試してみたのはこんな点です。
・家族で森（自然）を楽しむ時間を作る
・親は集中して仕事ができる時間をとる
・親が仕事している時、子供は自然体験（環境教育）をする
・地域の人、暮らしに触れる
・せっかくきたからには地元の美味しい食事と温泉に入る！
はい。やってみました。
まず、こども、めちゃくちゃ走っていました。笑
何かあった！？ってくらい、ただただ森の中をキャッキャ言いながら
走りまくっていました。笑
そして、初めて会う３組みの子どもたちは、何にも紹介していないのに
勝手に一緒に遊んでいました。
年上の子は年下の子に優しく接してて、すごいですね、子どものコミュニケーション力。
はじめに、家族全員を連れて森林浴の体験をしました。
子どもには、綺麗なものや、かっこいいものを集めてもらったり
大人には、五感を丁寧に感じる体験や、ゴロンと横になって
森の中にいるわたしの時間をゆっくりと感じていただきました。
子供のための自然遊びは、普段から意識的にやっていても
自分のための自然との時間って、子どもができると
なかなか遠い感覚になってしまうのですね。
「とっても時間がゆっくりに感じた。
自然の移り変わり、雲の流れ、わたしも自然の一部なんだなと感じた」
そんなお母さんの優しいコメントをいただきました。
そして、途中、1.5時間ほど親は別室のフォレストビューのお部屋でお仕事の時間（Wi-Fiあり）
その間、子供は木工の先生に道具の使い方を習いながら、集めてきた木の実や松ぼっくり、落ち葉で
クラフトワークを行いました。
親のところに行っちゃうかな・・・と心配をよそに、
もっと集めてくる！！と森へ飛び出し大きな枝（あれは丸太レベル）を拾ってきたり
作った車の木のおもちゃのコースを作りに行ったり、
親そっちのけで遊んでいました。笑
集合時間になって、お母さんお父さんびっくり。
「うちの子、こんなの作ったんですか？！」
「普段こんな工作とか、積極的にやる子じゃないと思ってました」と。
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そして、二日目には北杜市にあるきのこを栽培している農家さん（山の水農場）へ行き
家族できのこを収穫して、羽釜できのこ汁とご飯を炊きました。
先生として教えてくれたのは、山の水農場の小学校５年生の息子さん。
薪を割って、火を付ける方法を教えてくれました。
自分たちで採って作って食べたお昼は最高！！
飛び交う「うめーーー！」の嵐。笑
「普段食が細いのに、美味しい美味しいってたくさん食べてたんです！」
と驚くお母さんの声も。
「子どもがお父さんのお手伝いを自然としてて、家族で働き
家族で生きているんだなぁ」
と生き方、家族の形について気づきを得ているお父さんもいました。
最後に立ち寄ったのは、東京から移住して、木のクラフトを作っているアトリエヨクトさん。
キッチンでも使える、スパイスボトルを親子で作りました。
蓋となる木を選んで、穴を開けて、削って、磨いて。
親もお洒落に使えるものって、やっぱり嬉しいですよね＾＾
木は自分で加工できるのが面白いとこでです。
1泊2日、子供は思い切り遊んで、最後帰るのがいやでぐずっている子もいました。
大人は何を感じてくれたのでしょう。
親が集中できる時間は、安心して子供から目を離せること。はもちろんですが
大人の仕事中、自然体験や環境教育ができたら、最高ですよね。
そして、ワーケーションの体験でしたが、
家族のあり方や、暮らし、生き方について気づきを得る方が多かったです。
また、森で遊びたい！って子どもが言い出しそうですねw
日本は国土の約70％が森林。
これからの時代、森林と共に豊に生きることができるよう、考えて行きたいですね。
ツアーのレポートはまた動画と共にまとめてご紹介させていただきます。
こうご期待ください＾＾