自然と生きる時代を生きたい。〜令和時代に想うこと〜

新しい時代が始まった今日
いつもと変わらない朝を迎えながら
天皇陛下のお言葉を聞き、日本という国の歴史に触れていると
どこか凛とする気持ちになります。

新年を迎える瞬間とはまた少し違った心地
この心地はきっと、じわじわと後から感じるのかもしれませんね。

35歳という年齢で、新しい時代を迎えた今
自分たちの行動する一つ一つが時代を作るのだと、希望と責任を感じます。

令和の時代を森とともに生きる

森林浴、それはきっかけなのかもしれない。

自分のからだのこと、心のこと、
働き方、暮らし方、人との付き合い方。

どのように生き、未来に何を望み
わたしはどんな人間でありたいのか。

そんなことを考えるきっかけなのかもしれません。

森林浴を行うことで、健康に効果がある。
エビデンスが証明される今、それは新しいことのようで
実はみんな肌ではその効果をわかっているはず。

森に入ると、気持ちがよくて、リフレッシュできる。
きっとわかっているはず。

何かストレスを感じている
もやもやして、不安があって、まっすぐ前を向いて生きることが難しい。
そんな自分をどうにかしたくて森を訪ねてみる。
森を歩くと元気が出るのを知ってるから。

考えてみれば、山へ修行に向かった先祖たちは
山の中に入り、煩悩を捨て、心身を浄化するために森に入っていたのでしょう。
その行動には、どこまで理由が必要だったのか?

日本には、里山という言葉があるように
「人」と「自然」は、分けられるものではなく、人と自然がともに生きる暮らしを
里山と呼んだのでしょう。

今、わたしたちの暮らしは、自然から距離のある暮らしをしているだけで
わたしたちの精神は昔と変わっていないのではないかと思う。

精神とか言うと、少し違う世界の話にも聞こえてしまうから
できる限りリアルに近い話をしてみよう。

人間関係に疲れ、頑張る気力が湧かなくなった時
都会を離れて、自然の中で静かに過ごしたいと思う。
自然の中で静かに瞑想をしたいと思う。

それは昔から変わっていないことなのかもしれません。
ただ、わたしたちの暮らしのスタイルが変わっただけ。

ただ、自分と向き合うため
抱えきれないストレスを落とすため
自然とのつながりを感じるため

変化の早い今の時代を、わたしたちは一生懸命に生きているから
もう少し森に頼ってみても良いのではないでしょうか。

森はそんな人間の気持ちに、応えてくれる大きな器がある。
そして、心をゆだねることができる心を日本人は持っている。

そんな気持ちで木々に触れてみると、日本人の心は穏やかになるのだと思う。
科学的な証明や理屈ではなく、
そう生きてきたのが日本人の心なのだと思うのです。

自然を感じながら生きていると、矛盾を受け入れる能力が身につく。
だって、自然は人間の思い通りにはならないし
それをわたしたちはよくわかっているから。

***
なぜこんなことを書いているかというと
何が正解かなんて、わたしもわからないから。

書くことで、読んでくれる人がいる。
一人でも同じ気持ちの人がいれば、ひとり理解者が増える。

時代が変わるきっかけに
この思いを忘れないように、残しておこうと思います。

大切なことだと信じているから、この活動を続けられるよう
令和時代も、希望を持って進もう!