春の儚きものたち
早春
他のお花が咲く前にひっそりと花を咲かせる
”かたくり”
周りの植物がお花を咲かせ
木々が新緑を迎える頃に姿を消してしまう
このような植物のことを、「春の儚い命」
スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)と言います。
彼らは(かたくり)秋に葉っぱの散る、広葉樹の森に
ひっそりと住んでいます。
昔はこのお花の球根から片栗粉がつくられていました。
(今はほとんどがジャガイモやサツマイモのデンプンからつくられています)
お花が咲くまでは5年くらいかかり
お花の命は1週間ほど
春の森は、1日1日の移り変わりがとてもよく見えます
色も、香りも、音も、行くたびに変化をし、
時間の流れ、成長の様子を感じます。
わたしたちの毎日も1日1日変化をし
日々の出会いや会話を重ねて確実に成長をしています。
1日1日桜の開花を楽しみに待つように
春も、夏も、秋も、冬も、毎日を楽しみに過ごしたいですね^^