大分市森林セラピー研修
九州の最後は、顔なじみになってきた大分市の森林セラピー研修
顔を覚え、性格を知り、苦手なところ、得意なところが見え
一人一人のガイドのスタイルがわかるようになってきました。
個が個でなく、集まりになった時、仲間という意識が生まれ
これまでにないエネルギーを感じています。
今回、福岡、大分と九州での仕事を全て無事に終え
どこか九州に拠点がほしいなぁ・・・なんて思うこの頃です。
福岡、大分、宮崎とご一緒させていただいてる森がたくさんあるのに
単発講師だけの関わりはなんだか寂しい。
海外の奥地にDr.が期間滞在するみたいに、
セラピストも期間滞在のできす仕組みができたら
いろんな森でいろんなガイドさんと一緒に活動ができるなぁ
なんて妄想してます。
日曜日は大分市の森林セラピーのイベントでした。
セラピストとガイドの2名体制など、新しい仕組みを取り入れ
ガイドさんはもちろん、私も1ヶ月前からドキドキでした。^^;
今回初めてガイドデビューする子がいて、
研修当初から知ってたのでなんだか親の気持ちでした。笑
終わってみんなほっこりスマイル^^
大分はガイドの年齢層が若く、かわいい子が多い。(個人的な意見w)
当日はとても寒く曇った朝でした。
おかげてとても素敵な雲海がみれました。
朝早くから現場の下見に来てたガイドさんたちと合流。
「この景色が見れただけでもよかったやんな〜」
▲さざんかが綺麗に咲いていました。
イベント後はやっぱり大分でも森林セラピー弁当!
▲マクロビオティックのお弁当さんでした。
一つ一つが丁寧に調理され、お品書きもとてもセンスがありました。
お肉を使ってないとは思えないお味です。
イベント後はガイド全員が集合し、振り返りをしっかり行いました。
自分のガイドはどうだったか、良かったところ、改善が必要なこと
個別に案内をする仕事だからこそ、仲間とシェアの時間がとっても大事
▲会場(いまいち荘)入り口の木
初めて大分に研修講師でお声がけいただいたのは2年前でした。
自分のやってきたことを伝える。
簡単なようで、自分がやるよりも難しく、教えるわたしが
一番勉強になっていると思っています。
毎回研修に行くたびに、自分のやってること、考え方、思い
姿勢、志を確認してから望みます。
夜は市の職員さん、ガイドさんを交えてみんなで懇親会でした^^
男性も女性もみんなとても素敵な方ばかりです。
翌日は、月曜日。みなさんのお仕事の後の時間をいただき
「森のべんきょう会」座学の研修も行いました。
テーマは、「ストレスに負けない技術〜ストレスコーピング〜」
今日から企業のストレスチェック義務化がスタートしたりと
とてもタイムリーな話題が多く、森林セラピーとの可能性を考えました。
大分の皆様、2日間お疲れさまでした!
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教えるという立場で地域へ伺わせてただく以上
教わる人以上に勉強をして、わたしが教えるを教わろう
森林セラピーの仕事は、全国各地どんな地域であれ
仕事になる職業にしたい。そんな気持ちで伺っています。
地域に行って嬉しいことは、
場所は異なっても同じように森というフィールドで森林セラピーの
ガイドをやっている方と本気で学び合えること。
自身のこれまでの経験やぶつかってきた様々な壁は
発信すれば、何か役に立つことがありそうです。
会社を辞め、自分で会社をはじめて、初めてのことが多くて
時間の使い方や優先順位の付け方など、自分の力不足を感じます。
けど、自分が好きな人たちと、好きなことを丁寧にやろうと思えるのは
最高に幸せなことです。
いろいろな地域のガイド研修に伺わせていただいています
担当者の皆様、地域の皆様、迎え入れてくださってありがとうございます。
この国の60の地域が、日本の豊富な森林資源を健康のために活用しようと
仕組みを作り人材育成を行っています。
日本の森林資源が有効に活用され
森林セラピーという活動を通じて人が健康になり、森が健康になる
この取り組みがしっかりに根付き、世の中に広がるように
人材育成、そして60の地域の総合力が発揮できるよう
情報共有、森の連携を考えていきたいと思っています。
九州はまた来年。
モードを切り替え、来月は「森林療養師訓錬会」中国北京へ旅たちます!
アジアの美しい空気を森から。